January 05, 2009

1983年

YouTubeでオレが原画を担当したシーンを見つけました。『キン肉マン』第10話Aパートのラーメンマン対ブロッケンマンです。この程度で放送できないってことはないです(笑)。むしろ、放送できるように変えてあるんですから。「アメトーーク」のキン肉マン芸人の回で、バッファロー木村が名場面にセレクトしてたし、当時を思い出してみたよ。
オレにとっては第3話に続いて、2本めの「キン肉マン」になる。コンテ清書もした。この当時は2クールで終わると思ってたので、まさか3年も続く人気番組になるとは誰も思ってなかったでしょう。絵もシンプルだし、これで稼ぎましょうって姿勢だった。しかも好きなプロレスを描けるので楽しめるぞ、と。

会場は後楽園ホール。当時、プロレスはよく観に行ってたので、馴染みの深い場所。背景原図も後楽園ホールらしく描いたんだけど、思ったほどホールの特徴など再現してもらえなかった。

放送席に置いてあるラジカセは、当時オレが使ってたソニーのCFS-7ってモデルで、愛称はMetal101。アナウンサーは大好きな倉持アナにしたかったんだけど、小林完吾にしろとのお達しが。当時、徳光アナとで日テレの「おもしろまじめ」キャンペーンやってたから。徳光がおもしろで小林がまじめだった。

戦いのシーンは、決められた秒数内で自分で考える。なので原作は参考にならなかった。当時はクン・フーと言えばリー・リンチェイとジャッキー・チェンが代表的スター。ラーメンマンの拳法はこの2人のアクションを取り入れることにした。ラーメンマンの突きはリー・リンチェイの『少林寺』をアレンジした。ジャッキー・チェンは『ヤング・マスター/師弟出馬』だっけかな?をビデオでコマ送りしながらラフを描いて参考にしたのがこのアクション。個人的にはどうしてもブルース・リーをやりたかったんで『燃えよドラゴン』から1アクションだけ取り入れた。アニメ的な芝居じゃなくて本物らしいことやろうと。キャメルクラッチは原作とは違って、本家ザ・シーク流にした。

原作はブロッケンマンをまっぷたつにしてしまうという残酷なフィニッシュで、これはまずいってことなのか、アニメ版では手打ちラーメンにするというギャグ表現に変更された。手打ちラーメンを作る芝居は、どうすればそれらしく見えるか悩んだので、実際に手打ちラーメンを見学してきた。だいたい合ってるはず。シーンの締めはハーモニーだね。

Posted by A.e.Suck at January 5, 2009 01:13 PM




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