October 26, 2010

アニメ制作の用語を知る

アニメーションの基礎知識大百科

アニメーションの基礎知識大百科

神村幸子(著)
グラフィック社(ISBN: 978-4766133318)
素人&新人向け。オールカラーで図版がめちゃくちゃ豊富。これ1冊目を通すだけで、現在のアニメ現場を垣間見ることができる。制作工程を進行目線で紹介したりで、大勢の人がからむ「流れ」がわかりやすい。しかし本書の2/3は用語集でボリュームたっぷり。現場で使われる用語を網羅してるだけでも凄いのに、こんなことまで解説しなくていいだろうっていうよーな裏用語までフォローしてて楽しいです。巻末付録も実用的。著者はムービー出身のベテランアニメーターの方で安心。2020年3月に「デジタル作画」の章が追加された改訂版が出ました。


アニメーション用語事典

アニメーション用語事典

一般社団法人日本動画協会人材育成委員会 (監修)
立東舎(ISBN: 978-4845633159)
プロ向け。業界内で用語を統一できるように、意思疎通を図りやすくするための本。特にデジタル作画に関して新しい用語がたくさん増えて、ローカルルール混在でごちゃごちゃしてるのでいいことかも。ただ、用語を網羅してる感じはしないので、上の「アニメーションの基礎知識大百科」もあると安心です。

これが「演出」なのだっ

これが「演出」なのだっ 天才アニメ監督のノウハウ

大地丙太郎(著)
講談社アフタヌーン新書010(ISBN: 978-4063647815)
「おじゃる丸」などの演出家大地さんは業界では先輩ですが、仕事したことも会ったこともありません。大地さんを知る人によると、感性がオレに似てるらしいってことで、大地さんに興味を持ち、ブログを見たりしてたの。独特で突飛で偏った感覚に感心したり共感したり。んで、そのブログ大地丙太郎スタイルでエントリしていた演出法をベースに書籍化したのがこの本。ブログでは当時の記事は読めなくなってるんで、本を読みましょう。演出論はジャンルが偏っているというか、大地さんスタイルですが、かなり具体的でわかりやすいです。演出や監督という仕事についても知ることができますよ。


Posted by A.e.Suck at October 26, 2010 04:02 AM