2000
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12/24/日本劇場(DolbyDigital) What Lies Beneath
ホワット・ライズ・ビニーズ
('00),130min.★★
20th Centyry Fox/Dreamworks presents, Imagemovers Productions, a Robert Zemeckis film, VFX:Sony Pictures Imageworks, Station X, CF | C, Travelling Pictures, SFX:Stan Winston Studio

1億ドルもかけたボブの映画だから見てはみたけど長すぎ。テンポも遅くてダレちゃうよ。この手の映画は100分前後、製作費は3000万ドル以内で作ってほしい。ヒッチコックスリラーに挑んだのは嬉しいが、いらん部分が多すぎないか。ストーリー的にはもっとヒネリとか意外性がほしかった。伏線も期待はずれ。劇中、M.ファイファが使ってるパソコンはMacintosh630。いつの話だ?日本ではLC630として知られているが、1974年の機械だぜ。金持ちなんだから買い換えろよ。見所は、床にうつ伏せのファイファー俯瞰から、天井が見えるほど大アオリまで移動するショットと、ファイファーが運転するトラック横位置、ロングからキャメラがTUして運転席に潜り込んでダッシュボードまで1カットってゆー超大胆なショット。

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12/24/日劇プラザ(DLP) Dinosaur
ダイナソー
('00),82min.★
Buena Vista/Walt Disney Pictures presents, The Secret Lab Productions, diected by Eric Leighton & Ralph Zondag , VFX:Vision Crew Unlimited, Picture Mill

冒頭の卵の旅はダイナミックで、キャメラワークもすごい。でもそこまで。後はホークスの「赤い河」を思わせるドライブものだが、ターザンライオンキングのいいとこどりで新鮮味がなく単純なジャリ映画。ドラマというよりイベント映像。CGIの恐竜を見せる映画だな。かと言って、今更驚くほどじゃない。皮膚のたるんだ感じなんかはいいんだけど、あれだけの重量のものがぞろぞろ歩くのに足跡もないってか。地面影や砂埃でごまかしてる。だって地面は実写なんだもーん、ってか。水飲むシーンもがっかり。やっとありついた水なのに、濡れず飲むか?だって水たまりは実写なんだもーん、ってか。雨が降ったら濡れてほしい。ドラマもディティールも省略しすぎで、テンポはいいけど物足りないし、感動もありがたみもナシ!82分しかないのに、製作費1億2750万ドルとは!恐竜はダイナメーションで作るべし。

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12/2/ニュー東宝シネマ(DolbyDigital EX) Pitch Black
ピッチ・ブラック
('00),108min.★★★★★
Universal Pictures presents, Interscope Communications Productions, a David Twohy film, SFX:Double Negative, The Chandler Group, Hunter/Gratzner Industries

こーゆーB級SFホラーはつい惹かれてちまう。銀座シネパトスじゃなくニュー東宝でかかるとこが偉い。でも1週間ってんで、慌てて初日に駆け付けた。面白いです!プロットが洗練されてるし、キャラの出来もいい、ビジュアルも秀逸、予想以上の快作。オープニングから宇宙空間を行く巨大宇宙船はお約束。操縦はパネル系でなく、レバー系なのが嬉しい。不時着して船がバラバラになる様子を内部から見せる臨場感。しかもよくある不時着サバイバルちゃうで。SF版ですよ。サスペンスたっぷり。3つの太陽で夜のない星も一転、日食で闇の星になるとすべてが逆転する面白さ。ヒロインの船長がかっちょええし、ロック風のワルなタフガイもイケてる。クリーチャー描写も凄まじく、うまく設定を生かしてる。定石破りの結末は意外だけどちょっと後味悪い。これもまた逆転か…おっと。製作費2300万ドル、USはR指定。

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11/30/恵比寿ガーデンシネマ2(DolbyDigital) Cradle Will Rock
クレイドル・ウィル・ロック
('99),134min.★★★★★
Touchstone Pictures presents, Havoc Productions, a Tim Robbins film

文句無しに素晴らしい。これこそ映画だ。T.ロビンスは天才だッ!製作費3200万ドルながら細部まで見事な出来。大恐慌後、共産主義に神経質な時代。O.ウェルズ演出で「Cradle Will Rock」ってミュージカルが上演されるまでの実話と、その周辺もろもろ。冒頭、登場人物を結びつける1カットキャメラに驚愕。そして、みんな早口でセリフのテンポが早いのに驚いたが、登場人物が多い割に溶け込みやすい。芸術を守ろうとする人、愛する人、支配しようとする人、利用しようとする人の人間模様…オーディション、稽古、リハーサル。クライマックスはもちろん上演初日!政府は劇場を封鎖、ユニオンからも上演禁止の通達。ユニオンに背けば、俳優としての職を失う。別の劇場で、ユニオンに所属しない作者の音楽家が1人で行うことに。弾き語りが始まると、E.ワトソンの歌声が!客席から1人また1人とキャスト、バンドたちが立ち上がり、加わる。J.タトゥーロの力強い歌声。ついに観客をも巻き込んだ大アンサンブルに展開、これがもう圧巻!演劇のパワー、素晴らしさ!思い出すだけで涙が出てきちゃう。上演のために奔走した富豪夫人の楽しそうなこと!本筋以外では、B.マーレーの老腹話術師がしみじみ名演技!

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11/26/パンテオン(DolbyDigital) Shaft
シャフト
('00),99min.★★
Paramount Pictures presents, Scott Rudin/NewDeal Productions, a John Singleton film

スクリプトの最初の10ページで終わりかと思った。シャフトは探偵でなくって警官だった。まぁ、途中でバッジを捨てるんだが、それにしても仲間が多すぎで、チームリーダーのような活躍はちょっとなぁ。サミュエル・シャフトのアドバイザーというか、相棒というか、叔父として、すっかりM.フリーマンになっちまったオリジナル・シャフトも出てる。ダブル・シャフトだ。シャフト・ワイプはカッコよかった。最後は衝撃的なラストだった。ちょっとだけ、ERのジェニー・ブレが出てきてびっくりした。何の脈絡もないが、今調べたら、ジェニーのシーンは削除されてるらしく、その残骸みたい。製作費4600万ドル。

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11/18/渋東シネタワー(DolbyDigital) Charlie's Angels
チャーリーズ・エンジェル
('00),98min.★★★
Columbia Pictures presents, Reonard Goldberg/Flower Films Tall Trees Productions, a directed by Joseph McGinty Nichol(McG), VFX:Sony Pictures Imageworks, OCS/Freeze Frame/Pixel Magic

最初の3カットはOLつなぎじゃなくて1カットで見せてほしかったぞ。さて、本編。なんか、CXの新春スターかくし芸で、英語劇とかいって映画のパロディありましたな。そんな感じ。しわしわキャメロンにETの子、それとムーランみたいなアジア系、バカ勢揃い。チャーリーだけはオリジナルと同じ人(中村正ではない)だが、K.ジャクソンみたいなシッカリ者も、J.スミスみたいなキレ者も、F.フォーセットみたいなスポーツ者もおらん。エンジェルが人間離れした超人だし、アクションも決まってなくて笑える。Visor、VAIO C1、ゴジラの音楽、ストーンコールドTシャツ着たバリモアなどモノもイケルが、チャチな脚本、劇映画をCMと勘違いした演出も見逃せない。幼稚なほどマンガっぽく、くだらなすぎて笑ってしまうから許そう。チャドもいいけど、最後に白髪のチャーリー・シーンが通りすがるって遊びも欲しかった。製作費9200万ドル!

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11/15/吉祥寺セントラル(DolbyDigital) space cowboys
スペース・カウボーイ
('00),112min.★★★★
Warner Bros presents, Village/Clipsal Films/Malpaso/Mad Chance Production, a directed by Clint Eastwood, VFX:ILM

ようできた映画だ。クリントがこーゆー最先端な映画作るなんて、嬉しいことだ。冒頭X2のシーンと、ラスト月全景から月面のバイザーに映る地球。それぞれほとんど白黒近くまで彩度を落として渋い。ILMの完成度の高いスーパーリアルなSFXもいいが、宇宙へ行くジイさま4人が豪華。4人のジイさまってーとサブウェイ・パニックを思い出すが、こちらは超豪華メンバーな上、ヒーローなのだ。素敵な4人は、J.クロムウェルとW.ディベインの官僚派がさらに引き立てる。メンバー集め〜訓練〜ミッション開始〜トラブル〜ミッション完遂と、ミッションクリアものの王道にピッタリはまって、爽快。老いても豪快な4人もいいが、いつもハラハラ見守るクリントの奥さんもいい。トミー・リー超オイシイ。製作費6500万ドル。

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11/5/日比谷映画(SDDS) Hollow Man
インビジブル
('00),112min.★★★★
Columbia Pictures presents, Douglas Wick Production, a Paul Verhoeven film, VFX:Sony Pictures Imageworks, Tippett Studio, Rhythm & Hues, Banned from the Ranch, Cyber F/X

冒頭のマウスのインパクト、さーっすがバーホーベン!この人は裏切らない。必ず「見たいもの」をストレートに見せてくれる。しかもコメディを排したバーホーベン・スタイル。国会議事堂からPANしてフリーウェイを走るポルシェのウェスカム映像、透明人間ならやってみたい乳揉み、パンティ下ろし!水、煙、火、血、消火液による実体表現。透明・復元プロセスの詳細なCGIは、いずれも見た目優先で表皮からというサービスぶり。オール・ステディカムPOVのカーペンター風スリラー、蒸気が噴き出すノストロモな通路なら移動体センサーのモニター、熱感知ゴーグルのPOV。舞台がアンドロメダ…風地下ラボなら、クライマックスはやっぱりエレベーターシャフトだ!K.ベーコンならではのマッドでネチっこくてイヤな奴ってキャラもいい。W.ディベインも貫禄の出演。製作費9500万ドル。

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10/29/渋谷東急3(DolbyDigital) Battlefield Earth
バトルフィールド・アース
('00),117min.★★★
Warner Bros presents, Franchise Pictures/JTP Films/Morgan Creek Production, Directed by Roger Christian, VFX:Rhythm & Hues, Available Light Limited, Big Sky Post, Compound Eye, Computer Cafe, Digital Backlot, Digital Muse, Eye Candy, Fulcrum Studios, Hybride Technologies, Imaginary Forces, Keyframe, Mirage Digital, Models Unlimited SFX, Optic Nerve Studios, Optical Illusions, Patrick Tatopoulos Designs, Picture Post Video, Velocity Visuals

製作費7300万ドル?いいんじゃないでしょうか。パンテオン>渋谷東急>渋谷東急3とわずか2週間で3段階もおっこちるとは。今時珍しくお気楽なSF。お金かけてるけど、いい意味で昔のニューワールドとかエンパイアの映画を思い出す。つまんなくないし、徹底した勧善懲悪。内容は猿惑の別バージョンみたいなもん。1、2、5作目を合わせた感じ。サイクロ人てのはクリンゴン風で如何にも悪そうだが、タトプロスのデザインはクドすぎ。画調が暗いのも難。ビジュアルは凝ってたなぁ。廃墟とかドームとか。そしてその壊しも爽快。大気圏内ドッグファイトも盛り上がった。まさか敵の母星まで木端微塵とは。それなりに面白かったけど、続編は作んなくていいよ。VFXのクレジットはX-メンと対照的!

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10/22/日本劇場(DolbyDigital) X-MEN
X-メン
('00),104min.★★★★★
20th fox presents, Marvel Films/Donners Company/Bad Hat Harry Production, a Bryan Singer film, SMX:Gordon Smith, VFX:Digital Domain(149), C.O.R.E. Digital(6), Cinesite(100), Hammerhead Productions(100), Kleiser-Walczak Construction Company(12), Matte World Digital, POP Film(100), Pacific Title(7), Rhythm & Hues(4), Keyframe Digital Productions(80s),Illusion Arts, Hollywood Digital(50), Pacific Data Images,
カッコ内は担当ショット数

アメコミ実写映画化最高傑作!原作の「X-MEN」はキッズ向けぽくて感じで好きじゃなかった。興味はTNGからP.スチュワートとF.ヤンセンが出てることくらいだったが、映画版X-MENはカッチョイイじゃありませんか!もう感激のヒーロー大感謝祭!ミュータントの能力と悩み、ミュータントと人間の関わり。シナリオの出来もいいけど、B.シンガーの映像センスと語り口に拍手。大戦中のポーランドからウルヴァリンが旅立つラストまで見応え満点。早く続きが観たいぞ!いいショットもふんだんにある。未来のX-MENたちが見つめる中、X-ジェットが飛び立つシーンと、各能力を発揮しながら共同で戦うクライマックスは素晴らしい!キャラはウルヴァリンがクリントっぽくてかっちょえ!それとビジュアルのいいストーム!製作費7500万ドルかけただけあって、VFXのクレジットも凄い!有名どころズラズラ〜!VFXのメイキングでは各VFXスタジオの担当シーンと使用アプリケーションもわかる。

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10/14/渋谷東急(DolbyDigital) Being John Malkovich
マルコヴィッチの穴
('00),116min.★★★
Universal Pictures presents, Gramercy Pictures/Propaganda Films/Single Cell Pictures Production, a Spike Jonze film, VFX:Gray Matters FX, Makeup & Effects Laboratories, Optic Nerve Studios

7と1/2階にある会社ってのがいい。舞台となるレスリー社(夜はJM社)の他に神田デザインなんつーデザイン会社も入ってる。ミステリーゾーンへの入り口には最適。このシチュエーションにしてキャラクターもセリフも面白いしコメディとしては快調な滑り出し。売れない人形師や胃潰瘍のサルの設定もさすがだが、肝心のマルコヴィッチに乗り移ることに説得力がない上、絵的な面白さだけで曖昧な部分も多い。トンネルの謎が明かされるとつまんなくなる。でもJ.キューザック操るマルコヴィッチが冒頭の人形劇を演じるシーンは秀逸。製作費1300万ドルはがんばった。カメオが凄いぞ!S.ペン、D.ホフマン、W.ライダー、B.ピット、G.シニーズ、M.ファイファー、ハゲたC.シーンに声だけM.マドセン!

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10/09/日比谷映画(DolbyDigital) U-157
U-517
('00),116min.★
Studio Canal & Universal Pictures presents, a Jonathan Mostow film, FX:Illusion Arts, Cinesite, Pacific Title Digital,Hammerhead Productions

こんなやかましい潜水艦映画は珍しい。潜水艦映画独特の緊張感やスリルはねぇし、Uボートってゆー手本がありながら、眼下の敵深く静かに潜航せよには遠く及ばないドタバタ劇。マコノヒーのマヌケ艦長ではドラマが薄くなるばかり。見た目にはH.カイテルの方が偉そうだもの。ドラマを引っ張る艦長ってのはユルくちゃいけないんだが、上官のB.パクストン艦長からしてマヌケそう。奇抜な作戦や大胆な行動もありきたりで、使い古された手ですな。犠牲を強いる艦長の資質ってのもようわからん。唯一いいのは、爆雷のサウンドデザイン。製作費6200万ドルのほとんどは原寸レプリカ潜水艦製作費か?

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9/24/日劇プラザ(DolbyDigital) Gone in Sixty Seconds
60セカンズ
('00),118min.★
Touchstone Pictures presents, a Jerry Bruckheimer Productions, a Directed by Dominic Sena Wayans, FX:The Secret Lab

9000万ドルもかけて、何にもナイ。H.B.ハリキ精神のカケラもない勘違い映画。車が主役でなければならない、本編の半分はチェイスでなければならない、そのどっちも満たしてない。高級車を24時間で50台盗むプロのコソ泥集団(笑)見せてなんぼのはずなのにミッションの過程ははしょるし、黒板のリストを消してくだけじゃ達成感もない。シナリオもチープすぎで、話にならん上、付け足しラブシーンもくだらなさすぎ。49台は簡単に盗み終わって、さあ最後の1台!そりはないでしょ、スリルも爽快感もない。D.リンドとR.デュバルが出てるのが救い。

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9/8/渋谷エルミタージュ(DolbyDigital) Wonder Boys
ワンダー・ボーイズ
('00),111min.★★★
Mutual Film & Marubeni/Toho-Towa & Paramount Pictures presents, a Scott Rudin/Curtis Hanson Productions, a Directed by Keenen Ivory Wayans, FX:Snow Business

キャラクターがたってて、ストーリーもしっかりしたコメディ・ドラマ。一生懸命で不安定なやつらのスケッチは結構笑える。雪の夜、中年オヤジに災難が積み重なって、それが尾をひいて、でも最後はすべて丸く収まる爽快感。おまけにカーティス・ハンソンの緻密で凝った演出の割に製作費3500万ドルとリーズナブルにまとめてる。フレームに入る隅々までドラマが行き届いている。大雪、大雨、そして快晴!サイダーハウス・ルールに続いてT.マグワイアがまたまたいい感じ。感情を露骨に表さない微妙なキャラ。いい映画なのにガラガラなのが残念。単館で長期がふさわしいのに。出番は少ないけど、ハナを演じたケイティ・ホルムズも印象的。

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9/3/渋谷東急(DolbyDigital) Scary Movie
最終絶叫計画
('00),89min.★★★★
Miramax/Dimension Films presents, a Wayans Bros. Entertainment,Gold-Miller,Brad Grey Pictures Productions, a film by Curtis Hanson, VFX:Digiscope

ホラー・コメディとしてはスプラッターもゴアも女の裸もないし良心的すぎる。パロディとしてはそのまんま焼き直しでセンスねーし(エンドロールのフォントまで同じの使ってた)月並みかな。でも反則と言える程のギャグの数々は、ザッカー兄弟のセンスに近くて大歓迎!わしのチンポの皮もゆるみっぱなし!シモネタ、エロネタ、暴力ネタ、差別ネタ、ババアネタ、アブナイネタの大サービスで大笑い。制作者のズリーセンなノリがよい!もし自分が現場にいたら、こんなネタどう?ってズリーセンに参加しちゃいたくなるようなノリなのだ。とにかくチンポだ!ヒロインも最高!アソコからハトがでますよ!ぎゃはははは!あの映画をくだらないと切り捨てちゃダメ。くだらないのが面白いんだから。ヘラルド偉い!日本でこれできるのは北野監督しかいないだろう。製作費わずか1900万ドルで、USではR指定映画史上最高のヒット!日本はPG-12、甘い甘い。

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8/12/シネフロント(DolbyDigital) Titan A.E.
タイタンA.E.
('00),95min.★
20th fox presents, a Gary Goldman Productions, a Don Bluth film, VFX:Fox Animation Studios, Blue Sky Studios, Cinesite, P.O.V.D.E.

CGIは使ってるものの、古くさ〜いアニメ。ドン・ブルースは作画から演出になった人なのに…よかったのは結局デビュー作の「ニムの秘密」1本だけだったなー。SFながら確かにドン・ブルースの作風なんだけど、進歩がないってゆーか、特に人間ものはだめね。今時ロトスコープはないでしょ。ばっかじゃねーの。だからダイナミックなシーンなんてできない。実写的にホントでもアニメ的にはつまんねータイミング。もろアンチ・ジャパニメーションなんだけど、これじゃFOXのアニメーターはフラストレーションたまるだろうなあ。引き引きのキャメラ、緩急のないモンタージュ、最悪のキャラデザ。レトロな題材のアイアン・ジャイアントの方が全然今風だし、技術的にもハイレベル。製作費5500万ドル。

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8/5/新宿東急(DolbyDigital) Rules of Engagement
英雄の条件
('00),128min.★★
Paramount Pictures / Seven Arts Pictures presents, a Richard D.Zanuck/Scott Rudin Productions, a William Friedkin film, SFX:Digital Domain, Makeup & Effects Laboratories

トミー・リーとサミー・Jが共演して、フリードキンが監督しただけで価値ありって思って、何も知らずに観た。観る前は対立のドラマかと思っけど、実はベトナム戦争もの、のよーでホントは海兵隊ミッションもの…ってわけでもなく結局法廷劇だった。しかも軍法会議。戦闘シーンはリアルで、血糊的にはペキンパーも入ってた。弁護側絶対勝ち目ねーじゃん、ってくらい不利だったなー。決定的なドンデンや爽快感がないんで、興行的には不利かも。製作費6000万ドル。

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7/30/みゆき座(DolbyDigital) The Cider House Rules
サイダーハウス・ルール
('99),126min.★★★
Miramax Films presents, a Film Colony Productions, a directed by Lasse Hallstrom

孤児院を舞台にして、院長と孤児たちのほのぼのドラマかと思いきや、堕胎だ不倫だ近親相姦だと、尋常ではない。山の上に隔離されたような孤児院、駅から遠すぎ。外の世界を知る唯一の情報は映画キングコングだが、コングがフェイ・レイの服をむくシーンは当時あったっけ?検閲でひっかかって、後で復元されたような記憶が。遊び心を忘れないM.ケインのラーチ先生がいいんだけど、優しさと束縛は紙一重だ。D.リンドにゃ騙された。ホーマーが戻ってくるところは泣けたけど、これでいいのか?製作費2400万ドル。りんご園での仕事がきっちり描いてある。

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7/22/パンテオン(SDDS) Perfect Storm
パーフェクト ストーム
('00),129min.★★★★
Warner Bros. presents, a Baltimore Spring Creek Productions/Radiant Productions, a film by Wolfgang Petersen, SFX:ILM

12000万ドルってバジェットはグラディエーターより高くて、M:I-2よりちょい安めのイベントムービー。寝不足のくせに先行オールナイトに駆けつけた。冒頭、うとうとしてしまったんで、人間関係が把握できなかったが、大嵐に荒れ狂う海は、ものすげーのなんの、寝てらんねーよ。どーやって撮ったんだ?CGI使ってるなんて宣伝すんなよ、あんなにリアルなのに。怖かったよ、もう。30メートルの波にのまれるとこなんて珠玉のショットだ!VFXのメイキングもチェック。一方でレスキューの活動も見せながら、波と戦う漁師達の凄まじさ。観てて、何度も「あぁ〜っ!」とか「がんばれっ!」って声が出る。J.クルーニーの漁業バカも適役で、最後はエイハブ船長!実話ながら海洋デザスターの傑作、漁業映画の決定版って感じ。わしらがマグロ食えるのは、多くの漁師さんたちの尊い犠牲の上だと思うと感動した。

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7/20/シネクイント(DolbyDigital) El milagro de P. Tinto
ミラクル・ペティント
('98),106min.★
Buena Vista International presents, a Sogetel S.A. Productions, a Javier Fesser film, SFX:PostData

おぉ〜、PARCO-3の8Fすっかり劇場らしくなっとる!でも従業員多すぎるのが気になった。この規模の割に7人もおった。Dolby Digital入って、椅子も新調されてた。本編は、編集のテンポが合わず、何か違う文法みたい。ロビーに椅子がなくて、ずーと立ちっぱなしで疲れちゃってて、んでもって笑えないし、半分くらい眠ってしまった。なんだかなぁ。エイリアンの2人組だけはよかったな。あゆタイプはなかった。

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7/2/渋谷東急2(DolbyDigital) Gladiator
グラディエーター
('00),155min.★★★★
Dreamworks Pictures and Universal Pictures presents, a Douglas Wick + Scott Free Productions, a Ridley Scott film, SFX:Richard Yuricich, Kevin Yagher(SMUX), VFX:Mill Film, Cinesite, Digiscope, Pacific Title

今時よくこんな大作史劇作るよな〜製作費10300万ドル。スパルタカスベンハー、に続くローマ・ヒーロー三部作をリドリーが締めた。リドリーならではの、存在感たっぷり・説得力ある映像に満ちている。冒頭の生々しい合戦シーンから凄い。シャッター開角度を狭く、シャッター・スピードを早くしてをブラー除去、コマ数を8fsでシュート。2コマ捨てて、残ったに6コマを各4コマにコマのばし。これでリミテッド・アニメ風ダイナミック映像のできあがり。モーション・ブラーをモンタージュしたG.I.ジェーンとは対照的。コロシアムの剣闘シーンでも活用。チャンバラもバッチリ!圧巻はリドリー・ローマの描写。フカンからヒキまでバッチリ見せる豪快さに圧倒されちゃう。前出2作ほどじゃないけど、ドラマにもしっかりのめりこんだ。マキシマスぅ〜!VFXのメイキングは本編を観た後がいい。

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7/1/渋東シネタワー2(DolbyDigital) M:i-2
M:I-2
('00),124min.★★★★
Paramount Pictures presents, a Cruise-Wagner Productions, a John Woo film, SFX:Richard Yuricich, Kevin Yagher(SMUX), VFX:Cinesite Hollywood, Double Negative, Manex Visual Effects, Pacific Data Images, Computer Film Company

前作よりも面白い。ロイドの用心無用を彷彿させる崖ぶらさがりは、T.クルーズのおかんは観てられんだろう。タイトルはカイルに負けじと師匠、グリーンバーグの大逆襲!長年トップの意地が爆発するドハデさ!本編はジョン・ウー節絶好調!ひっかけはヘタなので意外性のある展開はないけど、揺らめく布ナメやハト筆頭に、ハイスピードのかっちょいい〜ショット満載!ヘリ・カムもたっぷり!うわぁ〜よく撮ったな、撮監ジェフリー・キンボール!わし好みの映像・モンタージュ!クライマックスはひたすら西部劇!ドンパチしながらのバイクチェイスがスゴイのなんの、格闘のベースはプロレス技、延髄斬りからロックボトムにドロップキック!ラストの激射は17カットの流れるようなアクションつなぎ!製作費12500万ドルは無駄じゃない。前作にも出てた黒人のメンバー、ルーサー。今回もいい仕事するよなぁ!

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