August 01, 2013

風立ちぬ

風立ちぬ2013,126min. 新宿バルト9 T6 ★★

東宝配給 スタジオジブリ制作 原作・脚本・監督:宮崎駿 作画監督: 高坂希太郎 美術監督:武重洋二 製作:日本テレビ・電通・博報堂DYMP・ディズニー・三菱商事・東宝 特別協賛:KDDI 特別協力:ローソン、読売新聞 原作掲載:月刊モデルグラフィックス

「風立ちぬ、いざ生きめやも」中2の頃観に行った76年版では10回くらい言ってた。その堀辰雄サイド、菜穂子さんとのシーンはどれも印象的。出会い、紙ひこうき、雨、同居、情感豊かで感情移入しやすい。でもこれじゃフツーすぎる。期待はやっぱり堀越二郎。でも航空機の設計士を描いてるとしたら物足りない。情報の少ない時代に、二郎が飛行機に憧れた理由が描かれていない。夢に見るほど強烈な出会いがほしかった。優秀な技師として曖昧で、ユンカースの内部で「すごい」って言うけど、何が?九七艦攻の引込脚で締めてくれればめちゃくちゃ感動できたのに!美しい飛行機と美しい女性の間で葛藤がない不思議。せっかく戦時だし。口数が少ないのはいいけど、感情面のセリフがアホ。二郎の声が庵野でなければもっとイイ映画になっただろう。ヘタと言うより、キャラに合ってない。夢の挿入とブツ切りエピソードのせいで時間が気持ちよく流れない。三菱内燃機に名古屋弁の人がいたり、栄が栄町だったらもっとリアルだったのに。手描き、BG、CGIの統一感がない。特にCGIはいつものように違和感あって、背動や海もいい感じの作画できとるのにCGIのカットもあったり。飛行機とモブは手描きでがんばってて見応え十分。メガネのレンズ表現がリアル。写真を拾うカットがよかった。でも、明らかにプロポーションが違ってたり、タバコの煙が妙にでかかったり、遠近感や対比がヘンだったり、謎の同Tブレしたり、ヘンな歩きや走りしてたり、よく宮崎さん通したなってカットが目についた。黒川さんと妹のキャラが浮いとった。126分35秒14コマ、作画枚数161,545枚。

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投稿者 A.e.Suck : August 1, 2013 11:45 PM