July 01, 2017

Adobe Flash 10周年

Adobe Flash CS3 Professionalは、マクロメディア買収後のアドビがリリースした最初のFlash。発売されたのが2007年6月22日だったので今年10周年。てことでオレはFlash CS3を使い続けて10周年だったのです!CS3パッケージFlashアニメーターを20年やってますが、後半10年はFlash CS3がずっとメインというね、褒めてください、祝ってください!10年前のソフトが現役なのは気分がいいです。CC〜CS4はCS3に変換するために使ってますよ。なぜそんなにCS3が大好きなのか、なぜ今もCS3をメインで使ってるかはFLASH CS3のススメを見てね。

Flash CS3の誕生

Flash20年史のうち、後半10年がアドビなんですねえ。発売までの時系列は、
  • 2005.10.12:Macromedia Flash 8 Professional発売
  • 2005.12.6:アドビによるマクロメディアの買収が完了
  • 2007.6.22:Adobe Flash CS3 Professional発売
Blaze スプラッシュアニメーション制作ソフトとしては完成されていたFlash 8の発売から1年8ヶ月後、フラッシュコンテンツ作成ソフトの新バージョンとしてAdobe Creative Suite入りしたわけです。2006年の9月にアドビからベータ版が配布されました。開発コードネームはBlazeで、なぜか炎上してましたw。Tシャツまだ持ってます。Blaze Tシャツ
アドビで生まれた初のFlashだけど、Flash 8がアドビ扱いになった時のようなイベントはなかったですね。Flash 8がアドビ製品になっても当然UIはマクロメディアのままでしたが、CS3からUIもアドビになりました。そのAdobe Flashの新機能をこの10年の使用感とともに紹介しますよ。

Flash CS3の新機能

バケツツールの向きCS3インターフェイス
ユーザーインターフェイスは、すべてのAdobeソフトウェア間で外観が統一されました。「当初は親しみが薄れたアイコンになった気がしたなあ。逆向きになったバケツツールに慣れるまで苦労しました⤵️現在のスタイルは次のCS4からです」

プリミティブな矩形と楕円の描画ツール
新しい矩形と楕円の描画ツールで作成した矩形と楕円は、プロパティインスペクタで線や角丸の半径などのプロパティをいつでも編集できます。「イラレっぽい描画オブジェクト。さわれちゃうので基本はオフだけど、たまに使います♥️♥️♥️」

ペンツールの拡張
Illustratorのペンツールと同様の動作をするようになりました。正確さが増し、ポイント数が少なくなりました。「ペンツールはまともになっても使わなーい。ツールパネルから削除しちゃってます♥️」

境界カラー多色の境界ボックス
各エレメントを容易に識別できるように、特定のタイプのエレメントの選択色を変更できます「そういえばデフォルトから変えてないわ、これで慣れちゃってる♥️♥️」

ビットマップシンボルライブラリアイテムダイアログボックス
[ビットマップシンボルライブラリアイテム] ダイアログボックスが拡張され、プレビューが大きく表示されるようになりました。「ちょっと使いやすくなりましたね⤴️⤴️」

フィルタのコピーフィルタのコピー&ペースト
ムービークリップインスタンス間でフィルタの設定をコピー&ペーストできるようになりました。「フレームアニメにフィルタを適用するには、コマ毎にムービークリップにするので、これは便利ですよ♥️♥️♥️」

モーションコピーモーションのコピー & ペースト
モーショントゥイーンがコピーされ、フレーム、トゥイーン、およびシンボル情報が別のオブジェクトにペーストされます。「すごいいいけど、動きを揃える以外はあんまし使わない♥️♥️」

モーションの特殊ペーストモーションの特殊ペースト
モーショントゥイーンを別のオブジェクトにペーストするとき、ペースト先のオブジェクトに適用する特定のプロパティを選択することができます。「いいけど、ほとんど使わない♥️」

Adobe Photoshopの読み込み
PSDファイルを直接読み込めるようになりました。数種類の読み込みオプションも用意されています。「インポーター嫌い。レイヤー単位はいいけど、元PSDとリンクしてくれなくなったから⤵️⤵️でも、裏技見つけたのでOK」

Adobe Illustratorの読み込み
AIファイルを直接読み込めるようになりました。また、数種類の読み込みオプションも用意されています。「進化ですね⤴️⤴️⤴️」

ビデオ書き出しQuicktimeビデオサポートの拡張
QuickTime書き出しは、アニメーションなどのFlashコンテンツをQuicktimeビデオ形式で配布するユーザーのためのオプションです「これは進化したと言っておこう⤴️」

ビデオ書き出し
ムービークリップやActionScriptで生成したアニメが書き出せるようになりました。「Flash 8までのビデオ書き出しはルートのタイムラインがリニアに書き出される仕様でしたが、書き出しの仕組みが変更されました。書き出されたビデオはFPSが不安定。SWFをAfter Effects CS3にインポートするという手もありますが、Flashから直接ビデオを書き出すのは不可能になりました。そのため、CS3で制作したアニメーションはFlash 8形式で保存してFlash 8からビデオを書き出すなんてことしてました⤵️⤵️⤵️」

アクティブコンテンツの検出
ユーザーによるアクティブ化操作を行わなくても、埋め込まれたSWFファイルを起動するためのHTMLテンプレート「今となっては意味があるのかどうか?☆☆」

Flash CS3の使わない新機能

以下の新機能はこの10年、自分には縁がなかったので紹介だけ。開発とかWEB系の新機能です。中でもActionScript 3.0、通称AS3(エーエススリー)の実装はFlash CS3最大の新機能でした。てことでAS3も10周年になりますね、おめでとう。
ActionScript 3.0ActionScript 3.0
オブジェクト指向プログラミングの知識がある開発者には馴染み深いプログラミングモデルを提供します。大きなデータセットやオブジェクト指向で再利用可能なコードベースを持つ非常に複雑なアプリケーションでも容易に作成できます。

ActionScript 3.0 のスクリプトアシストモード
ActionScript 3.0のサポートを組み込むため、スクリプトアシストモードが更新されました。

ActionScript 3.0としてのモーションのコピー
モーショントゥイーンを ActionScript 3.0として定義するプロパティをコピーし、[アクション] パネルやクラスファイルで、そのモーションを別のシンボルに適用することもできます。

Adobe Bridge
Adobe Bridgeは、Flash内部から起動できる独立したファイル管理システムであり、Flashやその他のクリエイティブツールの整理、参照に役立ちます。

Adobe Device Central
Adobe製品で作成したコンテンツをエミュレート表示のモバイルデバイス上でテストできる新しい手段です。

9スライスでのステージ上のプレビュー
ステージ上で拡大 / 縮小されるムービークリップを9スライスに変更、調整することができます。

Flashビデオのキューポイントの保存とロード
「キューポイント」タブには保存とロードの機能が追加され、あるファイルに追加したキューポイントを保存して別のファイルに適用できるようになりました。

イースターエッグ

アバウト画面「Adobe Flash CS3 Professional について」でFLASHの右上の®️をクリックすると右半分がワイプして、Fllash開発チームのスライドショーが再生されました。
ActionScript 3.0
順序はランダムで一巡するとワイプがクローズします。こんな開発チームのお遊びもAnimateになってなくなっちゃいましたね。

現在のFlash CS3

動作するギリギリの環境を維持しているため、今ではいくつかの不具合に耐えています。
イージングカーブイージングカーブ
カスタムイージングで、カーブにさわるとアンカーポイントが増殖するという現象で、当初からのバグだったと思います。カーブに触れないようにアンカーポイントのハンドルを操作すれば大丈夫。コツはつかみましたけどね。

シェイプヒントシェイプヒント
OSを10.9にしてから、シェイプヒントのアルファベットが表示されなくなりました。システムのフォントが変わったからかもしれません。赤丸も黄丸も緑丸も文字がないので感で充ててます。

こんな感じですがまだまだあと数年はCS3を使って行きたいと思います!がんばれFlash CS3!
追記:Mac OS 10.13にインストールできました。寿命が延びたかも!

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Posted by A.e.Suck at July 1, 2017 07:26 PM