June 11, 2013

線の話

伸縮ここで取り上げるのはルートのタイムラインに描いた線のシェイプではなく、シンボルの中の線についてです。線を含むインスタンスを拡大した場合どうなるかってことで、Flash使いならば極めて日常的に行っていることだよね。インスタンスを拡大しすれば線も太くなってSWFの再生パフォーマンスが落ちるのは常識だし、Flash 8からの線の拡張機能のひとつ「線幅の伸縮」を「なし」にすればインスタンスを拡大してもそれ以上ぶっとくならないのもみんな知ってる話。「しりま線」ではすまされん。

極細線

Flashで描ける最も細い線は1pt。0.5pt幅であっても見た目は1pt。0pt幅の極細線も1pt。アウトライン表示も倍率に関わらず1ptです。だから線幅を1ptで固定したい場合は線幅の伸縮を「なし」にするより極細線を使ってます。つまり線幅の伸縮を使うのは1ptより太い場合。見た目で1pt未満の線を描く方法もあるけど、知ってるね。

実線

さて本題です。2pt幅の実線を300%に拡大したものをステージに並べて比較してみた。
実線
いずれも線幅の伸縮は「標準」。上はシンボルの中身が線のシェイプの場合。幅が6ptなので正しく拡大されてる。この結果は予想通りです。次は線のシェイプをグループにした場合。幅は250%にしかなっていない!なに、この中途半端!グループそのものを300%にした場合、線幅に影響はなくサイズだけが拡大されてて、これは仕様。その次の描画オブジェクトもグループと同じ結果だった。グループ化や結合するときは、このことを知っておかなくちゃいけない。SWFやビデオはステージ通りに書き出せます。

線のスタイル

実線や極細線以外の線って使ってる?パフォーマンス落ちるし、使う機会ってそんなにないけど、点線や破線のスタイルって便利ですよね。描くのめんどいもん。
線のスタイル
でもこれ、罠があるんです、しかも二重の。最近気付いたダブルトラップですが、昔からずっとあったのよ。先の実線と同様に、300%拡大したものを並べてみました。線幅の伸縮は指定できないけど「標準」ですよね。最初の罠は一目瞭然。
FLA
グループや結合を拡大したものは線幅や間隔が保たれるのは予想どおりの結果です。でもインスタンスを拡大した場合は見た目が異なります。次の罠は書き出したSWFに現れます。
SWF
もうワケがわかりません。グループや描画オブジェクトを拡大してるとアウトです。そもそもFLAと書き出したSWFが違うのってNGでしょ。ビデオはFLA通りに書き出されるので問題ないですが、WEB用やAE用でSWFを書き出す場合に要注意ですよ。

追記:朗報!線のスタイルの問題はFlash CCで修正されています。

Posted by A.e.Suck at June 11, 2013 07:23 PM





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