January 07, 2012
Flash Proの起動時間
最近のFlashで気にくわないのは起動がおっそいなーってこと。特に5や5.5の遅さにはイライラする。アプリの起動するのは落ちた後なんだけど、落ちやすいヤツに限って起動が遅い。そこで、Flash 8〜CS5.5でアプリの起動時間(アイコンをクリックしてからスタートアップが出るまで)を比較してみた。不公平のないように、システム再起動後に2回起動して2回めを計測。MacBook ProでCore 2 Duoの2.66GHz 、メモリは4GB、OSは10.6.8。左側のアイコンは上からFlash 8、Flash CS3、Flash CS4、Flash CS5、Flash CS5.5。やっぱね、CS3最強。今もメインでCS3使ってる理由のひとつなの、わかるでしょ?ちなみに、CS4以降の起動プロセス、20秒近くかけてやってることと言えば、ユーザープロファイルの初期化/ツールの初期化→フォントの初期化→ワークスペースの構築→ドキュメントウィンドウの構築→エフェクトのロード→アクセラレーターのロードですね。
December 07, 2011
FLASHの今後について 2
オレが恐れるFlashの未来がある。それは本来のモーショントゥイーンがクラシックトゥイーンになり、プロパティインスペクターでトゥイーンを割り当てられなくなったCS4から始まっている。そして暗黒のロードマップは…グラフィックシンボルが廃止されかかるがクラシックシンボルとして残る。しかし再生モードの開始フレームは廃止、一回再生の廃止。カスタムイージングはモーションエディターのUIに統合されシーンは廃止。そしてクラシックシンボルとクラシックトゥイーンの廃止。こうなるともうFlashとは言えない。
というわけで行って来ました、FLASH MEETUP。定員240名、補欠4名、キャンセル43名。雨だったからね、ドタキャンも多いでしょう。Mike Chambersさんによるモバイルやめた理由と今後の話、Thibault ImbertさんとTom NguyenさんによるアプリDemo。21時までの予定がまさかの2時間延長、腹減った。質疑応答は流れ的にFlash Playerや3Dに関してが多かった。どーしてもオレにも質問してほしいようだったので、Flash Proの暗黒の未来について聞いてみた。
「グラフィックシンボルは将来的になくなっちゃうの?クラシックトゥイーンはモーショントゥイーンへの移行期と考えてるの?」Thibault Imbertさんによれば「なくす予定はなく、今後も提供されるとのこと。グラフィックシンボルやクラシックトゥイーンを推奨しないという考えはない」そうです。不安が解消されたわけではないけどね、とりあえず、なくさないことに期待。
November 19, 2011
Flashの今後について
モバイルブラウザ向けFlash Playerの終焉については驚きもしなかった。そもそもオレはモバイルサイトに興味がなく、モバイル用Flashの仕事はやらない方針なの。だからまったくピンとこないし、何を騒いでるんだろう的なねw。でもFlashの将来は今回の発表とは別に気になるところ。アドビのMike Chambersが2011年11月11日にブログに投稿した記事を翻訳したものが11月18日にアドビから届いた。その中で「Flashの今後について」の部分をかいつまんで紹介するよ。原文はこちら。まず、Flash Platformについて、
状況を明確にするために言えば、世間の噂とは逆です - Flashがなくなることはありません。その役割と中心となるターゲットはシフトしましたが、Webとモバイルプラットフォームの両方において満たしている役割の重要性に変化はありません。わかりきったことだが、Flashは簡単にはなくならない。あらためて書かなきゃならない事態に陥っちゃってるんだろうな。そしてデスクトップブラウザー向けFlash Playerについて、
FlashはWebにおいて、Flashでなければ果たせない機能を実現するという重要な役割を今後も担っていくと考えています。したがってデスクトップ向けのFlash Playerに関しては長期にわたる取り組みを行っており、次バージョンのFlash Playerも精力的に開発しています。まあ、相変わらずリッチな方向に進むわけね。おっと、
また、現在アドビは長期的かつ重要なアーキテクチャ変更にも取り組んでおり、これはFlash Player(およびそのデベロッパー)に長年にわたって貢献することになります。これらの新しい取り組みについてはまだ初期段階にあり、今後何か月かのうちにさらに詳細をお伝えできる予定です。なんだそれ、ちょっと気になるなあ〜。さて、Flash Professionalの今後について、
昨日の記事でお伝えしたように、Flash Professionalの次バージョンに精力的に取り組んでおり、この開発は長期にわたって継続します。はい、くるよくるよ、CS6が。そして、HTML5についてMike Chambersの考えは、
かつてFlash上で実行されてきた多くのことが、今後はHTML5とCSS3によってブラウザー内で直接実行されるようになるでしょう。HTML5が一般的になればFlash Playerはいらなくなるな。なくてもいいじゃん、てことになる。Shockwaveプラグインみたいな運命か…別に見る側にとってはSWFだろうがHTML5だろうがどうでもいい。Flashでアニメーション作ってるアニメーターには影響ないし脅威も感じない。アニメ業界に属さないシロートでもアニメーション制作ができることには変わりないんだから、それで十分じゃないか。でもね、アニメーターにとってのFlashの未来は暗くなるばっかりなのよね…。
これはFlashを使って仕事のキャリアを積み重ねてきた人には不安なことかもしれません。その不安は非常にもっともだと思います。しかしこれは同時にFlashコミュニティにとって極めて大きなチャンスでもあると私は考えています。ブラウザーによるリッチなコンテンツや動画の改善サポートに伴い、Web上の動画で経験を積んだデザイナーやデベロッパーに対する需要も高まります。Flashコミュニティの皆様は、まさにこういった分野でのクリエイティブに10年以上にわたって関わっており、ブラウザー内での同様な作業に関して、他の人が持たないノウハウを既にもっています。今日HTML5で作られた最先端の動画がFlashに関して豊富な経験を持つデベロッパーや制作会社(たとえばグラントスキナー、ブランデンホール、Big Spaceshipなど)の作品であることは偶然ではありません。
なんて考えてたらなんと、
[追記]
12月6日の夜に大崎でFLASH MEETUPってイベントがある。現在のFlashの状況や今後について対話するべく、アドビのFlashチーム(Mike Chambers、Thibault Imbert、Lee Brimelow)が来日してミーティングを開くってさ。オレ、今はtwitterなんてほとんど見てねーからさ、気づかんかったよorz。一応申し込んだけど、すでに定員140名に達してて補欠だったさ。いいや、アニメーターなんてFlash界じゃ元々補欠みたいなもんだぜ。
[さらに追記]
15人くらいキャンセル出てねーかなって期待してサイト見に行ったら、定員が240名に拡大されてたのでセーフになった。うわ、チェックしてよかったよ。でもね、3人と240人が通訳はさんで2時間枠でどんな対話になるんだろう?
June 29, 2011
Swiffy スゲエ!
Swiffyで変換するには、Swiffy labsのUpload a SWF fileで変換したいローカルのSWFを選択。Importantにチェックを入れて、[Upload and convert]ボタンを押すだけ。すると、オリジナルのSWFとSwiffyで変換されたHTML5版を並べてプレビューしてくれる。

その下にあるリンクをクリックすると、単独のHTMLが開くので保存すればOK。ただし、このURLは15分後には消滅するのでお早めに。こうしてHTML5に変換してできたのがこれ。胴体か脚にロールオーバーするといやがります。あ、iPhone/iPad/touchではロールオーバーはないので、古いSWFを変換する場合は注意。ブラウザでの表示はMacだとChromeとSafariはオッケーだったけど、Firefoxだけサイズがヘンだった。
実はこのデータ、昔ながらのオーソドックスな作りなので、アドビだとまともに扱ってもらえない。それがここまでキッチリと再現してくれてるわけで、さすがGoogle!って感じだね。さて、スゲエのは再現性だけじゃない。次にSWF→HTML5のすごい再生パフォーマンスを見てくれ。
どうよ!見事に再現されてますね!すげ〜!Gifアニメじゃないよ!同じFLAから書き出したSWFや、MOVと比べても遜色がなく、Swiffyがいかにいい仕事してることがよくわかります。オレのiPodでもバッチリ!でもフルスクリーンにならんものか…。誰かおせーて!お願い。
結論
タイムライン派としてはビデオで書き出せばいいんだけど、任意のボタンやらフレームアクションやらASつけるならHTML5だよね、やっぱし。これからのFlashは5で作ればSWFとHTML5両方イケちゃうってワケだ!iPhoneやiPadでも何も表示されないってことにはならなくなるね。てことでこれからはFlash5の時代だーって思った。ん?Flash5だったらFlashトラック付きMOVでもよくね?音も付くし。そこで、iOSでFlashトラック付きMOVが再生できるかどうか試してみることにした。まずFlashトラック付きMOVを書き出さねば。CS4以降は書き出せなくなったけど、CS3なら大丈夫。ところが実行してもこんなこと言われて書き出してくんない。Flash8にまでもこんなこと言われる始末。もちろんムービーはFlash5ですよ。どーなっちまったんだー。誰かおせーて!お願い。
May 31, 2011
ツールパネル・ヒストリー
実はツールパネル、オレはカスタマイズしてます。Flashメニューの「ツールパネルのカスタマイズ」でできますよ。たとえば、今もメインで使ってるCS3は右のとおり。
ペンツールくんとダイレクト選択ツールくんは、絶対使わないツールなのでとっちゃってます。見えるのも嫌い。代わりに階層下に隠れてたグラデ変形ツールちゃんと楕円ツールちゃんを出しました。だってこっちの方が使うもん。
さらにツールパネルは2列表示にしてフローティングで使ってます。その方がペンでアクセスしやすいから。あと、上のキャプチャでわかるとおり、昔からの慣れかな。
ただ、2列にはバグがあって、2列のまま終了すると次回起動時に[カラーなし]のアイコンが消えます。この場合、いったん1列にすると復活します。そしたら2列に戻せばいいんですよ。
因みに、CS4以降は[カラーなし]のアイコンがなくなったので、2列と1列を繰り返しても現れません。でも機能はしっかり残ってます。AltキーまたはOptionキーを押しながら「線のカラー」または「塗りのカラー」をクリックすればいいんですよ。
May 26, 2011
タイムラインのタイムライン
Future Wave (1996)
FutureSplash Animator

すべてはここから始まったんだぜ。タイムライン上、カレントフレームにボタンがあったんよね。今で言うコンテキストメニューみたいなもん。
Macromedia (1997-2006)
Flash ver.2 (1997)

ここからマクロメディア製品。そして日本語版になりました。タブはpageからシーンになりました。
Flash 3J (1998)

タブやフレームボタンがなくなって、今の形に近くなってきたねー。
Flash 4日本語版 (1999)

スッキリ整頓されて、ほとんど完成されましたね。てことでアクションが充実してきてAS時代の夜明けです。
Flash 5 (2000)

ここまで毎年リリースされてたことになります。ライバルのAdobe LiveMotionよりやや遅れてリリース。見た目、4とほとんど変わってない。AS1.0が実装されて、タイムライン&シーン不要論が出てきたよ。
Flash MX (2002)

Mac OS X対応になって、アイコンも変わったけどゴミ箱だけは5のまんま。なんとタイムライン不要な人向けに、タイムラインがたためるようになった。
Flash MX Professional 2004 (2003)

MXと変わってない?いやいや、ゴミ箱アイコンがリニューアルされとるよね。
Flash Professional 8 (2005)

マクロメディアとしては最後のバージョン。シーケンシャルなビデオが書き出せるので、今も使ってる人多いんじゃないかな。
Adobe (2007-)
Flash CS3 Professional (2007)

ここからアドビ製品。アイコンが一新。ゴミ箱が…ややこしい場所に移ったぞ。
Flash CS4 Professional (2008)

もう、ガラッと変わった!
Flash Professional CS5 (2010)

CS4と変わってません。つか、おんなじ。
Flash Professional CS5.5 (2011)

大きな違いはないけど、よく見ると制御パネルが。こんなんチマチマクリックして効率いいか?ショートカットで出来ることだから使わんでしょ。
April 11, 2011
Production Premium CS5.5
アドビからPress Releaseがどどっと届いたと思ったら、あー、ついにCS5.5が発表されたんだね。
発売は5月20日。予約受付は本日(2011年4月11日)から。発売記念キャンペーンは2011年4月11日〜5月31日。キャンペーン特典は、1.送料無料、2.スクリーンセーバープレゼント、3.先着1000名にアドビロゴ入りボールペンプレゼント。どの特典もまったく魅力ないですがwww。
Production Premiumのパッケージは5.5でも、構成製品のうちのすべてがアップグレードされてるわけではない。5.5にアップグレードされたのは、Flash Professional、Flash Catalyst、After Effects、Premiere Proの4製品。PhotoshopとIllustrator、Encore、OnLocationはCS5のまま。新たにAuditionが加わったと言っても、代わりにSoundboothが消えとるからね。
以下、CS5.5 Production PremiumのPress Releaseからかいつまんで紹介するよ。リリース全文はこちらのPDFで読めます。
新たに導入されたサブスクリプションにより、ユーザーは全額を前払いする必要なく本ソフトウェアの最新版を常に使用することができます。サブスクリプションの価格設定によりAdobe Creative Suite 5.5 Production Premiumは月額12,000円*で使用することができます。*年間プランの場合ふーん、リースみたいなもんかね。CS Premiumから単品UGはないから、単品で5.5製品使いたい人向けか。1年プランでFlashが4000円/月だから、年間48000円。単品製品なら15,750円でUGできるからお得感なし。オレはFlash単品のライセンスもあるから単品アップグレードでいいかなあ。
映画制作者として数々の受賞歴を誇り、高い評価を得た2010年の独立系映画「モンスターズ(Monsters)」の監督であるギャレス エドワーズ(Gareth Edwards)氏は、「映画で、観客の心を惹きつけるのは個々のディテールではなく、さまざまな要素の組み合わせによりもたらされる大きな体験です。私がAdobe Creative Suiteを愛用する理由もまさにそれです。個々のツールすべてがシームレスに連携し、プロセスの各パートの境界線が曖昧であるため、異なるピースの寄せ集めではなく、まとまりのある作品の制作に集中できます。この相互接続性とMercury Playback Engineの驚異的なスピードは強力な組み合わせであり、『Monsters』制作時にCS5.5があったら、おそらく制作時間を2カ月短縮できたはずです」と述べています。「Monsters」は2010年に公開された超低予算SFスリラー映画。日本では「モンスターズ/地球外生命体」の邦題で7.23公開予定。監督のギャレス・エドワーズはこの劇場用長編デビュー作をわずか50万ドルで制作し、ワーナーで再リメイクするハリウッド版「ゴジラ」の監督に抜擢された。
After Effects CS5.5では、「ワープスタビライザー(Warp Stabilizer)」、「カメラレンズブラー(Camera Lens Blur)」、「ライトフォールオフ(Light Falloff)」などの新機能が採用されており、ポストプロダクションで作品の品質を上げることができます。画期的な「ワープスタビライザー」は、フッテージのブレを学習することでカメラの手ぶれを排除し、メカニカルスタビライザー上にカメラを取り付けたかのようなスムーズな映像を実現します。「カメラレンズブラー」効果は、物理レンズの特性を模倣することでよりリアルな被写界深度(ボケ)を実現します。「ライトフォールオフ」効果では、照明の自然なフォールオフのシミュレーションを行い、3Dシーンでの光の挙動を模倣することができるほか、これを使用して他の光の減衰効果を作成することもできます。まあイフェクトはええけど、音付きでSWF読み込めるようにしてほしーもんだ。
Auditionでは、オーディオエンジンが完全に書き直されており、オーディオの録音、編集、ミックス、マスター、調整を行うための堅牢なツールセットとなっています。Adobe Audition CS5.5が提供するプロ仕様の編集ツールとマルチトラックミックスツール、強力なノイズリダクション、効果オプションにより、オーディオ/ビデオプロフェッショナルは今後、MacとWindowsプラットフォーム双方で、広範なタスクを素早く、効率的に処理できるようになります。Auditionって元々あったアドビのDAWソフトなんだけどね、Win版しかなかった。今回、Soundboothをはじいてファミリー入り。3からのアップグレード。
Adobe Creative Suite 5.5 Production Premiumは、さまざまな他のツールを使用する場合でも、既存のワークフローとのコラボレーションを強化することでイノベーションを牽引し続けています。Final Cut Proユーザー向けのプロジェクト互換機能により、ビデオ編集者にとっては最高の柔軟性が提供されます。FCPとの互換、興味あるなあ。
■製品版:261,450円(本体価格 249,000円) ■アップグレード版「S」58,800円(本体価格 56,000円)CS4からCS5へのアップグレードが98,700円だったから、「.5」のぶんちょい安い。9製品中、新しいのは5製品。でも必要なのはFlash 5.5とAE 5.5だけだからなあ。あ、そーゆー人のためのサブスクリプションなのか。
最後に、上のリリースで触れられてなかったFlash CS5.5の新機能について。詳細はこちらを見てね。コンテンツスケーリングは、別メディア向けに画角(ステージサイズ)を変えたい時に便利ですよ。あと、ステージ上でシンボルをラスタライズできる機能。その場でビットマップになっちゃうの。これ、インスタンスだけじゃなく、テキストブロックやシェイプにも有効なはずです。コンテキストメニューから「ビットマップ変換」を選ぶだけ。いちいちビットマップに書き出し→読み込みってしなくてよくなった。あとは興味ねえなあ。
April 09, 2011
キミとボク
「キミとボク」ってFLASHアニメ覚えてる?作者のしげっトことやまがらしげと氏が、自らの体験をベースに、主人公とネコ(銀王号)の出会いから別れを、ネコのモノローグで綴った作品なの。公開されたのは10年くらい前だけど、今でもやまがらサイトで見れますよ。で、このFlashアニメが映画化されたのです。しかも実写で!すごっ、Flash史上初ですよ!
主人公の設定に若干変更が加えられてるけど、原作がそのまま映像化された仕上がりでした。原作には描かれないディティールや空気感は実写ならでは。もちろん、ネコはホンモノ。声はナタリー・ポートマンの坂本真綾。原作のやまがら氏は、劇中のチャプタータイトルやエンディング・アニメーションの制作だけでなく、撮影現場でも窪田監督と共にがっつり制作に関わったそうです。
主人公の山本繁美を演じるのは、「パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT」の中村蒼。どうみても、カッコよすぎw。映画的にはいいんだけど、本人とは似ても似つかないからね、念のため。「当時のイメージ通り」だと言い張りますが、いやいやいやいや、ハイテンションな酒呑みオッサンとのギャップは埋められませんw。
舞台は東京。天の川は見れないけど、坂道や住宅が並ぶ町並みはどこかで見たような日常を感じさせる景色でした。どこでロケしたのか聞いたら横浜市は青葉区藤が丘とのこと。うわ、そこ行ったことあるわw。
5月14日から全国公開されます。クリアファイル付き前売り鑑賞券は1000円で劇場窓口にて発売中。Flash版を観てから映画館へ行こう。
映画公式twitter
やまがらしげと公式サイト
March 10, 2011
Wallaby アカン
面白そうなのでさっそく試してみることにした。使い方はすげえカンタン。Flash CS5形式で保存したFLAファイルを、wallabyで[convert]するだけ。一瞬でできたけど、エラー警告もたくさんでた。なんと73コ!なんじゃこりゃ。エラー警告が英語だしコピペできんからよくわからん。グラフィックシンボルとクラシックトゥイーンがダメなの?
そしてアニメーションは変換されてた。左図のファイルが書き出されてましたよ。asettesフォルダの中には、1コのPNGと46コのSVGで計1.7MBのファイル群。再生してみると頭っからあまりの醜さにびっくり。何人か他の人が試した結果と比べると、ここまで醜いオレ最悪。尋常じゃない!音もねえし。
ハイ、結果はこちら。期待しちゃだめ。とにかく覚悟して見てね。
MacのSafariとtouchのSafariで確認できました。が。オレはこんなのワケわからんムービー作っってないぞー。オリジナルとかなーーーーり違う。
証拠に、正しいムービーを書き出したので紹介しよう。同じFLAから書き出したSWFや、同じFLAをFlash 8から書き出したMOVと比べればわかると思うけど、フツーのタイムラインアニメなの。335フレーム、20FPS。ASはもちろん、ムービークリップすら使ってない。12年前にFlash3で作ったものを3年前にCS3で手を加えたやつなんだけどね。Flash3レベルのムービーなのにこれじゃあ使えねえ…。
結論
タイムライン派としてはビデオで書き出せばいいというだけなんで、SWFやHTML5にはこだわりません。ただ、ビデオ書き出しの環境が8ってのが悲しい。SWFでAE通すのもラスタライズかったるいし。October 13, 2010
Flash5 発売10周年
上のムービーは、当時のwww.flash.com/jpで公開されてたFlashman。USのFlash5キャンペーンで広告に使用されてたイメージが元になってる。動かしたのは日本だけ。キャンペーンに合わせて3タイプくらい作ったかな。Flash4でね。当時の別タイプはこちら。
FLASH5の特徴

UIが一新され、タブパネルがぎっしり。FireworksやFreeHandなど他のマクロメディア製品と統一されたパネルの採用によって、インスタンスやフレームなどのプロパティの設定が、ダイレクトに行えるようになった。その反面、解像度の低いモニタでは作業エリアが窮屈。パネルの組み合わせは自在で、レイアウトごと保存し、いつでも呼び出せる。タイムラインに大きな変更はないが、フレームの選択法がスパン選択に変わってしまって扱いにくくなった。しかし、環境設定でFlash4仕様に切り替えることが出来るので一安心。他には全く使いもんにならんかったベジェペンツールや、便利なムービーエクスプローラがフィーチャされた。なぜかパブリッシュでRealPlayer書き出しもできたり。
何と言っても、最大の目玉となっているのが、スクリプトが大幅に強化された点だろう。FlashはどうやらハイエンドなWebオーサリングツールとしての道を突き進むようだ。
ActionScript 1.0
Flash4で強化されたアクションは、多くのプログラマが受け入れやすいとされるJavaScriptライクなオブジェクト指向のスクリプト言語「ActionScript」として新たに実装された。プログラマ自身が独自のActionScript関数を記述することができるため、コードのモジュール化や共有化も容易だ。アクションスクリプトを編集するのがオブジェクトアクションパネルで、従来のような対話型インターフェイスのノーマルモードと、スクリプトを直接記述できるエディタ風のエキスパートモードの2種類が用意され、ユーザの好みに応じて切り替えて使用できる。またムービークリップアクション、マウスカーソルの表示・非表示、FlashPlayerのバージョン取得、ボリュームやパンなどのオーディオ制御、衝突判定など、利用度の高いスクリプトも追加されている。また、外部スクリプトの読み込みや書き出しに加えて、#include文による外部スクリプトの取り込みや、スクリプトの検索・置換や構文チェック機能も備えるなど、開発環境として、いよいよ本格的になってきた。
July 20, 2010
Flash CS5のラウンドトリップ編集
Flash CS5にはいいニュースと悪いニュースがある。その2。前回のエントリした読み込んだPSDをPhotoshopで更新するに関連した話。これ、タイトルのまんまのことは、CS5では一応できるようにはなってます。これをラウンドトリップ編集というらしい。はい、PSDをインポーターで読み込んだ場合、ライブラリにアセットされたPNGでもPhotoshopで編集できるようになったわけ。これはいいニュースですな。
Flash CS5のPSD読み込み
- インポーターによって、レイヤー単位で読み込める
- 読み込み後はライブラリにアセットされ、元のPSDと切り離される
- 読み込んだアセットをPhotoshopで編集できる
- 編集後はライブラリ内のアセットが自動更新される
こんな感じ。Photoshop CS5以外だとどうなんだろう?わからんけど、たぶんいけるとは思うけど。
読み込んだビットマップをPhotoshopで変更・更新する
1.ライブラリのアセットを選択し、コンテキストメニューかライブラリメニューから「Photoshop CS5で編集」を選ぶ。または、ステージ上のビットマップを選択し、コンテキストメニューの「Photoshop CS5で編集」を選ぶかプロパティの[編集]をクリックする。
2.Photoshopで修正を加えて保存する。
3.Flashに戻ると自動更新されている。
これは単に、読み込んだビットマップ画像を外部エディタで修正できるってだけのこと。PNGにアセットされたデータでも、手を加えることができるようになったにすぎない。インポーターで読み込んだ各レイヤーはFlash内では個々のPNGに過ぎない。Photoshopで修正する場合、単一レイヤーとしてしか扱えなくなる上、トライ&エラーは不可能。Flashとの連携はPNGベースなので、PSDの状態ではFlashに戻せず、やれることがかなり限られる。オレにとっては悪いニュースになっちゃった。ちょっとした一発修正ならラウンドトリップ編集でいけるだろうけど、オレには向いてない。
つまり、インポーターやラウンドトリップ編集は、Flashで読み込む前にPhotoshopでかなり作り込まれている場合が前提だと思う。そう、オリジナルのPSDは、Flashに読み込み後はさわらないってこと。
やはり、Flash CS5でも読み込んだPSDをPhotoshopで更新するが有効なのです。Flashに読み込んだ後も、オリジナルのPSDを制限なく手を加えられるメリットは大きい。PSDってことは、レイヤー追加、レイヤー効果、レイヤースタイル、ブレンドも使える。この手がCS5でも使えてよかった!
July 17, 2010
読み込んだPSDをPhotoshopで更新する
2ちゃんの【Flash】Adobe CS4を語るスレ【C S 4】で、次のような書き込みを見つけた。
868 :Now_loading...774KB:2010/07/15(木) 20:37:55 ID:a1X0uvHp
PSDをステージに読みこんで
それをまた右クリックでPSで開くことができたと思うんだけど
CS4からできなくなったの?インポーターなんかなくてもPSDの読み込みできたよね?
872 :Now_loading...774KB:2010/07/16(金) 11:52:49 ID:v9Nv3bUk
>>871
http://www.ae-suck.com/amazing/archives/000321.html
ここのswfに書いてある
実際に試してないから出来るかどうかは知らない873 :Now_loading...774KB:2010/07/16(金) 15:00:39 ID:p16yNgvy
>>872
ありがとう。5.PSDインポーターがスキップされたら成功
ここでスキップされんでした・・。
Adobe改悪だ。
うちからだとアクセス規制でレスつけられないので、ここに書いておくことにした。誰か873に教えてあげて。この件に関しては873の言うような改悪はない。CS3で見つけたテクだけど、CS4/CS5でも大丈夫だよ。インポーターが出てきちゃうのは、PSDのレイヤー統合後に保存してないからと思われ。Flashに読み込む直前に必ず保存しておいてね。んで、読み込んだ後にPSDをヒストリで統合前に戻して保存し直せばオケ。下に貼ったSWFで手順をよーく見て、リトライしてみてちょーだい。
Flash 8以前とFlash CS3以降で、PSD読み込みは大きく変わってしまった。インポーターがデメリットに感じるのはオレだけじゃないはず。でも、Flash 8以前に戻れないってこともなく、裏技があるわけ。さらに詳しくおさらいしておこう。
Flash8までのPSD読み込み
- PSDレイヤーは統合ざれた状態で読み込まれる
- 読み込み後も元のPSDとリンクしている
- 元のPSDに変更を加えたら自動更新される
Flash CS3/CS4のPSD読み込み
- インポーターによって、レイヤー単位で読み込める
- 読み込み後はライブラリにアセットされ、元のPSDと切り離される
- 元のPSDを変更したら、読み込み直して手動で差し替える
オレは昔のPSD読み込みの方が好きだ。Flashに読み込んだ後でもPhotoshop作業を続行できるので、圧倒的に便利だ。レイヤー単位で読み込めることには何の魅力も感じない。Flash 8までのように、読み込んだPSDを更新できるようにするには、アセットにしなければいい。ということは、インポーターを使わずにPSDをFlashに読み込めばいいのよ。
FlashにPSDをアセットなしで読み込む
1.Photoshopのレイヤーを統合する
2.PSDを保存する
3.Photoshopは閉じずに、読み込ませるFlashを開く
4.FlashにPSDを読み込む(アセットされない)
5.Photoshopに戻って、ヒストリーで統合前に戻って保存し直す
上記の手順でPSDをアセットしないで読み込むことができる。これでPSDの修正・更新が可能になる。Flashのステージに配置した後でも、Photoshopでトライ&エラーできる。もちろん、レイヤーだって自由。レイヤー効果もレイヤースタイルもブレンドも好きなだけ何度でもどうぞ。Flash内には統合された状態で表示されるので問題ない。
さて、実際のPSD更新だけど、読み込んだPSDをPhotoshopで修正する方法と、読み込んだPSDを修正済みのデータに更新する方法がある。
Flashに読み込んだPSDを修正する
1.ライブラリのPSDを選択し、コンテキストメニューかライブラリメニューから「Photoshopで編集」を選ぶ。または、ステージ上のPSDを選択し、コンテキストメニューの「Photoshopで編集」を選ぶかプロパティの編集をクリックする。
2.Photoshopで修正を加える。
3.レイヤーは統合せず、そのまま保存する。
4.Flashに戻ると自動更新され、修正が反映されている。
Flashに読み込んだPSDを更新する
1.Photoshopで修正を加えて保存する。
2.Flashのライブラリで修正を加えたPSDを選択し、コンテキストメニューかライブラリメニューから「更新...」を選ぶ。
3.ライブラリアイテムの更新で更新をクリックする
4.Flashに読み込んだPSDに修正が反映されている。
Flash CS5についてはこちらのエントリを参照してね。読み込んだビットマップ(アセットPNG)をPhotoshipでさくっと修正するだけなら簡単にできるようになったよ。
July 05, 2010
FXG書き出しの問題点
FXG書き出しの続き。今回は暗黒面。Flash CS5からIllustratorに渡すときは、FXGに移行しましょうって言っても、従来までのIllustrator書き出しと圧倒的に違う点があり、代わりにはなりません。いくつも罠があるからです。非表示レイヤー
非表示レイヤーはFXGには書き出されません。入れ子になってるシンボルが非表示レイヤーを含んでいるかどうかはそのシンボルを開かないとわからないので、注意が必要です。SWF書き出しの場合は、非表示レイヤーを書き出すかどうかはパブリッシュ設定で選択できますが、FXG書き出しでは非表示レイヤーはガイドレイヤーと同じです。まあ、こんなのは些細なものです。書き出されてないレイヤーがあったら表示にすればいいだけですから。トゥイーンスパン
トゥイーンスパン中のフレームをFXG書き出しすると、イラレに無効ですって言われて開けません。開く前に確認しろって、何をどう確認したらいいもののか。対処法としてはトゥイーンスパンの書き出したい部分にキーフレームを挿入しておくことです。グラフィックシンボル
グラフィックシンボルの書き出しについてはもっと深刻です。ヘルプにあるFXGの書き出し制限では「複数のフレームを持つトゥイーンおよびアニメーション:書き出されませんが、選択したフレームは静的オブジェクトとして書き出されます」とありますが、グラフィックシンボルは選択フレームにかかわらず、1フレームめが書き出されてしまうのです。Flash 8からMOVを書き出すとき、ムービークリップのアニメーションは1フレームめしか書き出されませんでしたが、それとよく似ています。
上のFLAをFXGで書き出ししてみます。クチパクはシンボルでループしています。胴体のシンボルは胴体、腰、左脚、右脚の4フレームを静止フレームで使い分けています。また、背景のシンボルは2フレームめを静止フレームにしています。
親のタイムライン上では、1〜3フレームが開き口、4〜7フレームが閉じ口です。口を閉じている4フレームめを指定してイメージ書き出してみます。
Flash CS4からIllustrator形式で書き出しました。Illsutratorで開くと、CMYKですが意図通りの絵が書き出されています。色を修正する必要はありますけど、Flash CS3でも同じ結果です。因みにFlash CS3までは書き出すIllustratorのバージョンも選べました。6.0って初めてのWin版で、Mac版は5.5の次が7.0でしたね。
Flash CS5からFXG形式で書き出して、Illsutratorで開くと、意図とは異なる絵が書き出されて驚いてしまいます。口は開いちゃってるし、下半身はボロボロ。背景も違います。口、胴体、背景のシンボルは1フレームめが書き出されているからです。これでは従来のIllustrator書き出しの代わりにはなりませんな。Flashチームにも確認してもらったので、今後改善されることを期待しましょう。とりあえず回避策としては、正しいカットが書き出されるようにFLAを修正するしかありません。まあ、これまでもAI形式で書き出しする時は、Illustrator向けに重なりをアレンジしたりしてたわけで、FXGならシンボルの書き出したいフレームを1フレームめに集めておけばいいということです。
マスクとフィルタ
これらはFlash CS5のFXG書き出しに限ったものではありません。CS4以前のAI書き出しが抱えていた問題でもあるわけです。ダメなところまで引き継いじゃったね。まず、ムービークリップにかけたフィルタのエフェクト、これはFXGに書き出せません。無視されます。まあ、仕方ないかな。問題なのはマスクレイヤーが書き出せないことです。というかイラレで開いた時ショックです。マスクが解除された状態になってます、あかんやん。

上のムービーをFlash CS4からAI書き出ししたものをイラレで開くと、マスクは通常のパスとして書き出されてます。にしては、白い粒を赤い円でマスクしてるんだけど、重なり順が逆。右はIllustratorの表示をアウトラインにしたところ。赤い円のマスクの下にはちゃんとあるわけで、マスク設定をし直せってことね。

同じムービーをFlash CS5からFXG書き出ししたものをイラレで開くと…ね、ダメでしょ。右は同じくアウトライン表示してみたところ。回避策としては、Flash側でマスクなしで成立する静止画として作っておくか、イラレ側でマスク処理するかです。
June 29, 2010
裏タイムライン派向けFlash CS5
Flash CS5にはいいニュースと悪いニュースがある。いいニュースは、前回のエントリで紹介したFlashデベロッパーセンターの記事を見てもらうとして、悪いニュースの方を。Mac版の話です。ビデオ書き出し
矩形ツール:勝手に角丸
大きな影響はない話。数値入力で矩形を描く時、角丸の半径が[0]であっても結果は[10]になります。つまり、数値入力では角丸の矩形しか描けない。中心から描画にチェックあるなしにかかわらず。シェイプでもプリミティブでも結果は同じですが、プリミティブなら矩形オプションで角丸を[0]にすることで解決できます。パターン描画ツール:トリッキーなプロパティ
パターン描画ツールのUIはトリッキーすぎて使いにくいです。パーティクルで遊んでみましょう。スライダを下げても詳細オプションがすべて表示されません。プロパティの領域をスライダが出なくなるまで広げても回避できず。ドックから出してフローティング状態にすると正しく表示されます。え、いちいちドックから出すの?じゃあフローティングにしておけばいいじゃん。ところが、フローティング状態のまま、他のツールを使って、再びパターン描画ツールにすると数値がずれたり、まったく見えなくなることもあります。こうなると、ドックに戻しても直りません。詳細オプションはすべて表示されているものの、数値部分がまったく見えないので操作不能です。いったん他のエフェクトに切り替えてからパーティクルを選ぶと表示されますが、[:]がなくなり詰まってみえます。しかも、このままでは詳細オプションがすべて表示されません。振り出しに戻りました。つまり、数値を変更するには再びフローティング状態に戻すしかありません。廃止された Illustrator 書き出し

上はCS3、CS4、CS5の書き出し比較です。上が[イメージの書き出し]、下が[ムービーの書き出し]です。CS4からCS5で大きく変わったのは、Illustrator形式で書き出せなくなったことです。Illustrator形式は読み込めるけど、書き出せないという一方通行な状態になってしまいました。いやいや、Photoshop形式だって読み込めるけど書き出せないでしょ。Illustrator形式は書き出せなくなったわけではなく、Adobe FXG形式に移行したために廃止されたそうです。FXGはPhotoshopには読み込めないけど、Illustratorはしっかり読み込んでくれます。もちろんベクタのままです。Flash CS5のデータをイラレに渡したければFXGで書き出せばいいのです。しかもRGBのまま渡せるので、従来のIllustrator書き出しのように、CMYKにシフトして気色悪く変色することもありません。しかもこんな意味不明なエラーで開けないようなこともありません。ただし、FXGが読めるのはIllustraor CS4以上。CS3ユーザにはお気の毒です。
FXG書き出し
CMYKを前提として、上のムービーをイメージ書き出しでIllsutratorに渡してみると…

左がFlash CS4からAI書き出ししたもの。右がFlash CS5からFXG書き出ししたファイルをIllustrator CS5で開いて、カラーモードをRGBからCMYKにしたものです。こんなに違います。個人的にはFXG経由の方が好みです。Flashで勝手にCMYKにされるより、イラレで自分でCMYKにした方がギャップが少ないと思うんだよね。でもFXGって、どんなFLAでもいいってわけにゃいかない。やっぱりありましたよ、いくつかの足枷が。てことで、続きはFXG書き出しの問題点で。
December 02, 2009
Waltz With Bashir
戦場でワルツをイスラエルの劇場用アニメーション「戦場でワルツを」が公開中だ。監督自らが友人らへの取材によって、イスラエルのレバノン侵攻の記憶を辿るドキュメンタリー。全編をFlashアニメで描いた小規模な作品。今年のアカデミー外国語映画賞にノミネートされたが、「おくりびと」に負けた。それでもFlashアニメとしては快挙だし、Flashやアニメの枠を越えて高い評価を得た功績は大きい。オレの好みではないけどね。アニメーションとしては決して技術的に高いわけではなく、オレでも1人で作れそう。まあ、オレならもっと動かすけどね。ただあんまりやりすぎると劇映画になっちゃうんだけど。
本編の動きのほとんどはトゥイーンばっかしで味気ない。アニメというよりモーションイラスト。イキイキと動くキャラクターアニメではなく、淡々としたアートアニメ。ベタとBLカゲのクッキリした絵柄によって、監督の主観が明確に伝わるからか、海外ではやたら評価が高い。バジェット200万ドル、実写でやったら莫大な金がかかっちゃうね。予めビデオ撮影はしてるけど、R.リンクレイター作品みたいにトレスはしてないとのこと。背景に加工した写真を使ってたりはした。絵にしたぶん、リアリズムや情報量が減ってかったるいので何度も観たい映画ではない。ラストシーンは実写なんだが、やっぱ、生の映像の持つパワーはスゴイ。USはR指定。日本はPG-12。
監督のアリ・フォルマンがFlashで映画を作るきっかけになったのが、2004年に彼が手がけたTV番組。これがFlashで作られてた。
「戦場でワルツを」も、このTV番組のスタッフを起用。まず、6週間かけて3分のパイロットを制作して資金を調達。シナリオに基づいた取材をビデオ撮影し、8ヶ月かけて編集して96分のドキュメンタリービデオを制作。
そのビデオを元に、4ヶ月かけて絵コンテ作業。この絵コンテに従って、6人のアニメーターで6ヶ月かけて線画によるアニマティック(Vコン)を制作。それを元に美術監督と3人のアシスタントが2300枚のイラストを起こし、10人のアニメーターがそれらのイラストにFLASHで動きをつけた。1日あたり24カットのペースが、慣れた頃には36カット。
日本のアニメの影響が垣間見られる。オープニングの野犬の暴走シーンは「ホルス」、路地を進む戦車が次々に車を潰していくのは「空飛ぶゆうれい船」か「さらば愛しきルパンよ」へのオマージュ?
FLASHのバージョンはMX2004か8。いずれにしてもマクロメディアのアプリ。時期的に8だろうな。たぶん、イラストをパーツにしてモーショントゥイーンやシェイプトゥイーンで動きをつけてる。もちろんフレームアニメもやってます。冒頭の犬とか、タイトルになっているワルツのシーンとか。
市街地の背景は写真を加工したのも使ってるっぽい。撮影はAfter Effectsでコンポジット。監督はロトスコープ作画は一切してないと強調してる。よく言われるんだろうなあ。90分の尺で総制作費は170万ドル。
美術監督:デイヴィッド・ポロンスキー(1973-)
アニメーション監督:ヨニ・グッドマン(1976-)
Waltz with Bashir: A Lebanon War Storyデイヴィッド・ポロンスキーの原画で構成したグラフィックノベル
戦場でワルツを 完全版[DVD]メイキングと監督インタビューを収録した2枚組DVD
戦場でワルツを 完全版[Blu-ray]メイキングと監督インタビューを収録したBlu-ray
予告編
October 12, 2009
FLASH 8は捨てられない
Flash CS3/CS4のビデオ書き出し
Flash CS3からMOVビデオ書き出しが変わりました。ActionScriptやムービークリップのアニメーションでもビデオに書き出せるようになってます。そのプロセスは、FlashPlayerでメモリ上にSWFを再生してキャプチャするんですよ。SWFプレビューを録画するだけになってしまってるんだもの。中間にSWFを介していることは、制作上非常に都合が悪いんです。Flashトラックではだめだ
Flash 8のビデオ書き出しフォーマットで「QuickTimeビデオ」じゃない方、「QuickTime」は、Flash CS3までパブリッシュにあったQuickTimeと同じです。つまりMOVのFlashトラックを利用するタイプです。FlashトラックというのはMOVのビデオトラックとは別に、SWFを含むことができる規格です。ベクター画像やAS1.0に対応しています。ビデオにFlashで作ったUIを加えることができたんです。ただし、FlashPlayer 5までしかサポートされなかったため、線の伸縮やカスタムイージング、フィルなどは使えません。QuickTime7からはFlashトラックそのものに対応しなくなったため、Flash CS4ではパブリッシュからも消え、幻のフォーマットになりました。SWFのビデオ化ではだめだ
SWFはタイムライン通りのタイミングで再生してくれません。たとえば、絵の密度が高いほど再生パフォーマンスは低下します。線の太さはやアルファも影響をうけます。つまりフレームごとの再生パフォーマンスは一定ではないため、タイムラインとはタイミングが違ってしまうわけなんです。それって意味ないです。目的はビデオであって、SWFではないんです。しかも書き出されたビデオファイルのFPSは不安定でオリジナルとは違います。Flash 8まではタイムラインをシーケンシャルに書き出してくれてたのに何てこった。ビデオ前提なら、ASやムビクリ使わなきゃいいだけでしょ。PNGシーケンスの選択
SWFの制作時ってプレビューで確認しながら作業するでしょ?ビデオの場合は、SWF再生はアテにならないので、ビデオを書き出して動きを確認するわけです。SWFがアテにならないからそうしてるのに、SWFを録画したビデオファイルが何の役にたつでしょう。Flash CS3/CS4のMOV書き出しが信頼できない今では、PNGシーケンス書き出しということになってます。PNGシーケンスはタイムラインをシーケンシャルに書き出してくれるからです。でもやっぱり不便なんだよねー。PNGシーケンスのデメリット
1.そのままでは再生できない。書き出されたファイルはどれも静止画なので、アニメーションとしては再生できません。シーケンスビデオに対応したアプリで開いてからでないと確認できません。確認しながら作業したいのに、めんどくさー。MOVならダブルクリックするだけです。
2.ファイルがたくさん
タイムラインのフレーム数がファイル数になります。尺が長いとファイルもわんさか。30FPSで20秒のカットでは600ファイルですよ、後始末も大変です。Flash 8のMOV書き出しならば、1ファイルです。
3.書き出しに時間がかかる
30FPS/720×540で20秒のカットを、確認用に400×300に縮小して書き出すと、4分45秒ほどかかります。その間ボケーっと待ちます。Flash 8のMOV書き出しならば、わずか31秒です。
4.音がない!
静止画のファイル群なので、音の確認はできません。SE・ME、セリフやNAのきっかけや同期などは確認できません。Flash 8のMOV書き出しならば、しっかりサウンド付きです。CS4で作業する場合、CS3に書き出して、CS3で開いてFlash 8に書き出して、Flash 8で開いてMOV書き出しです。または、最初からFlash 8で作業するかです。
結論
てことで、ビデオ書き出しはFlash 8がいいんです。捨てられません。ただし、SWFをビデオ化する手もあります。AEのSWF読み込み
SWFはASアニメやムービークリップアニメを使っていなければ、タイムラインどおりになっています。プロファイラで確認できる通りです。このSWFをAfterEffects CS3以上で読み込むと、シーケンシャルなタイムラインで読み込んでくれます。ただ、その都度フレームごとにラスタライズするので、時間がかかります。作業中の確認には向きませんです。February 19, 2009
アニメーターのためのFlash CS4(2)
「アニメーターのためのFlash CS4」の続きが公開されました。変形とトゥイーンで回り込ませていたビルを3Dトゥイーンでリメイクしてみました。IKは、ピストンやクレーンが簡単に作れます、って話ではないです。January 21, 2009
アニメーターのためのFlash CS4(1)
今年最初のエッジニュースに、「アニメーターのためのFlash CS4」って記事を書きました。新しいモーショントゥイーンは従来のモーショントゥイーンとは別物で、従来のモーショントゥイーンはクラシックトゥイーンって話なんだけど、見所はモーショントゥイーンの歴史ですよ!January 10, 2009
Flashは偶数バージョンだ
以前、Flashは偶数バージョンがいいって記事をエントリしたんだけど、FLASH CS4はバージョン10。やっぱいいんんか?とりあえず、ワークスペースが大幅に改善されたのが嬉しいな!30インチのモニタだと、CS3のドックでは効率が悪く、フローティング状態でステージ周辺に並べてるんです。ドック、意味ないですわ。
CS4では1つのウィンドウにすべてが収まってスッキリスマートになったです。ワークスペースごとデスクトップの好きな位置において、絵コンテなどを開いたまま作業できちゃうのだ〜。
しかも嬉しいことにワークスペースのプリセットにはアニメーターが加わってた。お気遣いありがと〜。せっかくなので使わせていただきます!ただ、ツールパネルだけは横型だと表示がブサイクで使いにくいこともあり、取り出しました。このツールパネル、フローティングで配置した場合、パネルの角をドラッグすることで自由な形状にできるようになってる。柔軟で賢い。
ツールパネルには「スプレーブラシ」「パターン描画」や「3D」など、新しく追加されたアイコンが目立つんだけど、消えてしまったものもある。便利に使ってる人だっているのにー。それはCS3まで「塗りのカラー」の下にあった「カラーなし」のアイコンです。
選択した描画ツールに応じて、1クリックで線または塗りの描画をオフにできる便利機能です。Flash5で「白黒」「カラーの入れ替え」とのトリオでツールパネルに登場して以来、頻繁に使っていたのですが…。CS4のカラーパネルには残ってるので、そっちで操作しろってか?
しかし、アイコンはなくなっても機能は残っているのです!Altキーまたはoptionキーを押しながら「線のカラー」または「塗りのカラー」をクリックすることで、描画オフにすることが可能。
結論
やっぱり偶数バージョンはいい!とりあえずワークスペースは。November 13, 2008
CATMANのFLA
2002年3月22日。MacWorld EXPO開催前夜、会場近くのレストランでマクロメディアの食事会があったんだが、モントリオールから帰国したての俺はそれどころじゃなくって、自宅で必死に翌日のセミナーの準備をしてた。そこへ「CATMANが来てるから」と電話でお呼びがかかり、急遽食事会に参加することにした。テーブルにはMacWorldのマクロメディアブースに登壇する馴染みのFlash使い達。その中に、モントリオールから来た青池君がいた。それが初対面。青池君から「CATMAN」の感想を求められ「あの映像センスで5分見たい」と答えたっけ。その「CATMAN」のDVDが発売された。シリーズ1〜3の21本で本編112分、2本の番外編や作者の青池君のインタビューなど特典32分。さらに町田康が参加したシリーズ3のフルボイスバージョンも収録。これだけでもお腹一杯なんだが、なんとこのDVDにはFLAファイルが収録されている。
プロのFLAが自分のパソコンで見られるだけでもこのDVDは買いだっ!これで2800円は安い!収録されてるFLAはシリーズ3のイントロで60秒。Flashによるアニメーションはこう作るってサンプルにはピッタリの内容。しかも、ガイドレイヤーには青池君の解説が記入してある。インスタンスをどんどんダブルクリックしてシンボルの中身を見てほしい。トゥイーン、フレームアニメ、エフェクトなどが手に取るようにわかる。丁寧な解説も一字一句見逃すな。Flash 8以上のユーザーは必見だし、Flash MX 2004以下のユーザは最新版にアップグレードするか、試用版をダウンロードしてでも見といた方がいい。やっぱね、生のFLAを見るのが一番勉強になるよ。俺の嫌いな「モーショントゥイーンの作成」でトゥイーンを作ってたりするけど、さすがにシーズン3だけあって、ソースもテクニックも洗練されてます。カット単位でシンボルにしてるところにも注目してね。CATMAN 発売元:フジテレビ/ポニーキャニオン/クリエイティブアーチスツ
「ペレストロイカ」のDVDは一足先に発売された。こちらは全12エピソードで26分、2本の未公開エピソードとメイキングの特典映像が収録されている。特にメイキングは青池君自ら構成・編集・NAを担当して制作されていて必見。手作り感溢れる貴重な写真や映像もたっぷり。あの疑似クレイアニメ(写真コラージュアニメと言うらしい)がFlashで制作される様子が詳細に伝えられている。青池君の「オレって天才?」ワ−ルドも堪能できるし、さりげなく奥さんも登場してたぞ。ペレストロイカ 発売元:ロボット/販売元:東宝
May 16, 2008
Flashは偶数バージョンがいい
Flashは偶数バージョンがいい!中でもFlash 4とFlash 8は名作と言える。奇数バージョンのMX2004と5は最悪だったなー。現行のCS3はFlash 9なので奇数バージョンにあたる。最新だからといって、Flash 8より優れてるかってゆーとそうでもない。やっぱり奇数バージョン。でも、いいところだってあるんだ。CS3注目の機能をいくつかメモしておこう。1.ワークスペースがアドビ共通UIになった!
ドックが採用されたおかげで俺様の30インチHDモニタが占領されちまう。ダメじゃん。Flashのワークスペースはデスクトップの半分程度で十分なので、パネルやツールはドックから出してステージ周辺に配置。プロパティインスペクタもステージ下に配置。こうすればアクセスしやすく、ペンのストロークも少なくてすむ。空いたところに別アプリを開いておける。この状態でワークスペースを保存。ただし、パネルの上端がうっかりメニューバーにふれると大変なことに。吸着したパネルは、デスクトップ横一杯にびよ〜ん!ステージもタイムラインも見えやしねえ!何じゃこりゃ。でも、諦めるな。これを回避するには、いちいちcontrolキーを押しながら配置すればOKだ。
2.ツールを1列/2列切り替えできる!そりゃ2列の方がアクセスしやすい。ただし、この状態でCS3を再起動するとカラーなしアイコンが消える。ダメじゃん。でも、諦めるな。一旦1列表示にして復活させてから2列に戻せばOK。つまりFlashを起動する度にいちいちツールを2列→1列→2列にする。
3.ステージ上のインスタンスの位置が、基準点/変形点ベースになった!
Flash 8まではインスタンスの基準点や変形点に関係なく、右上や中心で扱うことができたのに。ダメじゃん。基準点がシンボルの中心にある時、従来のクセで位置を合わせると、身体半分ズレるぞ。やりにくいならFlash 8を使おう。
4.PSDのインポートが強化された!
アセットで読み込んでしまったら、オリジナルPSDとのリンクはバッサリ。Photoshopで読み込み元PSDのレイヤーやアルファチャンネルを修正しても、Flashで更新されることはなくなった。ダメじゃん。でも、諦めるな。回避方法はこちら。
全然嬉しくありません。正確なフレームレートで書き出されることはないので使えない。例えば、30FPSのFLAをMOVで書き出したら、30.30FPSになったぞ。29.97FPSならまだしも、なに、その端数。書き出し時の「コンテンツの録画」が怪しい。というか、CS3は、MOV書き出しの過程で、いったんSWFを書き出してそれをメモリ上(またはHD上)で 再生しながらキャプチャしてMOVにする仕組みになった。SWFを再生する時点でシステムのパフォーマンスに影響されちゃうのは周知の事実。おまけに「QuickTimeを圧縮しています」ではプログレスバーが表示されないまま書き出しが完了して意表を突かれる。ダメじゃん。MovieClipなんかどーでもええから、正しいFPSで書き出してくれ。これ、致命的。でも、諦めるな。FLAをFlash 8形式で保存して、ビデオ書き出しはFlash 8から行えばOK。Win版CS3があるならAVIで書き出してみるとか。
6.新機能ってわけじゃないけど、
Flash 8のFLAをCS 3で開いてSWFを書き出そうとすると、こんなこと言われてできないことがある。これもFlash 8からならあっさり書き出せる。
7.親切すぎて逆に使いにくくなったUI
たとえば、シンボルの階層を戻るとき、パタパタとタイムラインが閉じたり開いたりがうっとーしい!バーの部分ペンで触るだけでタイムライン閉じやがんの。あと、図形ツールで線あり塗りなしにしても、この「塗りなし」を覚えててくれない。いちいち塗りナシを選ばなきゃならない。しかもツールのカラーとプロパティインスペクタのカラーは連動してるわけではない。ツールの方で色選んでも、そのツールのプロパティに反映されないことがある。まだあるよ、シンボルをその位置で編集する時、親が半透明にならないことがある。だからワケわかんなくなる。必要な操作の手数はFlash 8より増えた、気がする。
結論
Flash CS3はFlash 8とペアで使う。October 14, 2004
タイムラインの管理
アニメーションを作っていくと、なが〜いタイムラインになってしまうことがある。そこで、尺の長いアニメーションはキリのいいシーンごとに分けるようにしている。SWFは1本のタイムラインに繋がるので問題はないし、シーン単位でアニメーションチェックをする場合は、シーンプレビューさせればいい。
しかし、それはそれで厄介なこともある。修正したい部分を探すのが大変だったりするのだ。